「空乏」の意味と読み方とは?ヒントは「たりない」
空乏って、なんと読むのかな??
「空乏」はね、「くうぼう」と読むんだよ。
空乏の意味
[名・形動](スル)蓄えが乏しいこと。また、そのさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
空乏はここに注意
「乏」の書き方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きが難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「空乏」の意味は、蓄えがたりないことなんだね。
そういえば、「乏」は貧乏にも使われているなぁ。
そう、必要なものがたりていないんだ。
「空乏」の「空」は他に「そら・空く・から・空ろ・空く・空しい・あな・うろ」とも読みます。意味は、
- そらのこと。「碧空」など
- 中身がない。「空虚」など
- 航空機。「防空」など
- 空気。「空調」など
- 広い。大きい。「天空海闊」など
となっています。広い空のように、中身が無いことでも使われていますね。
「乏」は他に「ほう・乏しい」とも読みます。意味は、
- 物が足りない。とぼしい。「欠乏」
となっています。画数が少ないですし、もしかしたら色々と足りていないのかも知れませんね・・・!
大空のように広い容器なのに、中身がない。
そのため、中に物がたりていないイメージで「空乏」と覚えておきましょう!
「空」は部首である「穴」と、「工」ですよね。
実際の成り立ちとは少し違いますが、工具で穴をあけたら、空(空間)が見えた・・・!
といったイメージだと、意味も覚えやすそうです。🧐
「乏」は正を反対にした形で、足りないという意味をあらわしています。
正の反対の意味は負ですから、足りないということもイメージできそうですよね。
また、「乏」は疲れ果てた意味も持ちます。力が無くなり、ぼーっとしているのかも知れません。😩
雲が無い空みたいに、ほとんど無いのかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 非常に空乏している。
- 働いてもお金が残らず、給料日前は空乏だ。
- 心の空乏を満たす。
「空乏」の類語
物が足りていない、という意味の言葉が似ていますね。
- 匱乏・・・物がたりていないこと。
- 欠乏・・・不足していること。
- 不足・・・足りないこと。十分ではないこと。
「空乏」の対義語
「空乏」は物がたりていないことなのに対して、こちらは物がたりていることになります。
- 豊富・・・豊か。たくさんあること。
- 充足・・・十分に足りていること。
同じ読み方の熟語👀
- 空房・・・人のいない部屋のこと。
空は好きだけど、物がたりないのはちょっとなぁ・・・。
蓄えは、なるべく多い方が良いよね。
まとめ
「空乏」は、蓄えがたりないことなんですね。
大空のように広い容器なのに、中に物がたりていないイメージで覚えておきましょう!
「空」は部首の「穴」と、「工」です。
工具で穴をあけたら空間が見えたイメージだと、覚えやすそうですね。🧐
「乏」は正を反対にした形で、足りないという意味をあらわしています。
正の反対は負なので、足りないこともイメージできますよね。
「乏」は疲れ果てた意味も持つので、力が無くなり、漢字の読み方のようにぼーっとしているイメージもできます。😩