「贖罪」の意味と読み方とは?ヒントは「罪滅ぼし」
贖罪って、なんと読むのかな??
「贖罪」はね、「しょくざい」と読むんだよ。
贖罪の意味
[名](スル)
1 善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。「奉仕活動によって—する」
2 キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
贖罪はここに注意
「贖」は1級の漢字となっているため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「贖罪」の意味は、善行によって、自分の犯した罪を償うことなんだね。
代わりのもので返します、ということかな。
それでどこまで返せるのかは、分からないけどね・・・。
「贖罪」の「贖」は他に「贖う」とも読みます。意味は、
- 金品を出して、罪を免れる。物と物をとりかえる。あがなう。「贖罪」
となっています。物やお金で解決しようとしています。
「罪」は他に「つみ」とも読みますよね。意味は、
- つみ。法律に反するおこない。「犯罪」など
- 悪いこと。あやまち。「謝罪」など
- 刑罰を加える。「服罪」など
となっています。法律に反することですよね。
自分の犯した過ちを、刑罰の代わりに善行や金品などを代わりとして差し出し、罪滅ぼしをするイメージで「贖罪」と覚えてはいかがでしょうか?
「しょくざい」・・・、食べ物ではありませんが、読み方を覚えるために「食材」を差し出して罪滅ぼしをしているイメージも面白いかも知れませんね。🍞🙏
「贖」は部首である「貝」に、「賣」となっています。
部首の「貝」は、貨幣や財貨らに関する行為などに関する字に主に使われますね。
「賣」は売る、裏切る、宣伝するといった意味を持つそうです。
「賣」は「士」に「買」です、「士」はいつもなら「売」の上部分にありますが・・・今回は裏切ったのか、「買」の上にあるようですね。🧐
裏切りの代償を、貨幣などを支払うことで罪を免れようとしているイメージで「贖」を覚えてはいかがでしょうか?
「罪」は、上にある部首の「あみがしら」に、「非」となっています。
部首の「あみがしら」は、網の種類や網で捕らえることなどに関する字に主に使われるそうですよ。
「非」は認めない、不正の意味の他に、「~ではない」のように否定の意や、「~でなければ」などの仮定条件の意をあらわすとのこと。
過ちのある人を網にかけて捕らえることから「罪」が成り立った、という話もあります。
自分の不正を認めない人を、網で上から捕えているのかも知れないですね。🧐
心の底から反省しているなら、それでも良いのかも・・・?
この言葉、どう使う?
- 奉仕活動によって贖罪する。
- まさか、それは贖罪のつもりか?
- 贖罪をして、新しく生まれ変わる。
「贖罪」の類語
何かを代わりにして罪をつぐなう、という意味の言葉が似ていますね。
- 罪滅ぼし・・・善行をして、過去の罪をつぐなうこと。
同じ読み方の熟語👀
- 食材・・・料理の材料のこと。
- 殖財・・・財貨を増やすこと。
「贖罪」の熟語・ことわざ・慣用句
- 贖罪の日・・・ユダヤ教で、ユダヤ暦の正月10日に、大祭司がみずからと全国民のために贖罪の儀式を行った日。
- 贖罪の羊・・・旧約聖書では、犠牲として神に捧げられる羊。新約聖書では、自己を犠牲に人類の罪を負ったキリスト。
- 贖罪寄付・・・贈収賄や薬物犯罪など被害者がいない刑事事件や、被害者がいても示談が不成立な事件の被告人が、関連する被害者団体などにする寄付のこと。
大きな過ちだったら、罪滅ぼしするのにはとてつもない時間がかかるのかな・・・。
悪いことなら、最初からやらない方が良いね。
まとめ
「贖罪」は善行により、自分の犯した罪を償うことなんですね。
犯した過ちに対して、罰を受ける代わりに善行や金品などを代わりとして差し出し、罪滅ぼしをするイメージで覚えてはいかがでしょうか?
食べ物ではありませんが、読み方を覚えるために「食材」を差し出し罪滅ぼしをしているイメージも良いかも・・・。🍞🙏
「贖」は部首の「貝」に、「賣」です。
部首の「貝」は、貨幣などに関する行為などに関する字に主に使われますね。
「賣」は売る、裏切る、宣伝するといった意味を持つとのこと。
「賣」は「士」に「買」、「士」はいつもなら「売」の上にありますが今回は裏切ったのか、「買」の上にありますね。🧐
裏切りの代償を、貨幣などを代わりにして罪を免れようとしているイメージで覚えてはいかがでしょうか?
「罪」は、上にある部首の「あみがしら」に、「非」です。
部首の「あみがしら」は、網の種類や網で捕らえることなどに関する字に主に使われるとのこと。
「非」は認めない、不正の意味の他に、「~ではない」のように否定の意や、「~でなければ」などの仮定条件の意をあらわすそうです。
過ちのある人を網にかけ、捕らえることから成り立ったという話もありますよ。
自分の不正を認めない人を、網で上から捕えているのかも・・・。🧐