「遮蔽」の意味と読み方とは?ヒントは「さえぎる」
遮蔽って、なんと読むのかな??
「遮蔽」はね、「しゃへい」と読むんだよ。
遮蔽の意味
[名](スル)
1 覆いを掛けたりして、人目や光線などからさえぎること。「日光からフィルムを—する」「—幕」
2 物理学で、空間のある部分を電界・磁界など外部の力の場の影響から遮断すること。磁気遮蔽・電気遮蔽など。シールド。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
遮蔽はここに注意
「蔽」が書きにくいため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「遮蔽」の意味は、人目や光線などから遮ってしまうことなんだね。
ここからは通しません、ってことか。
覆いをかけたりして、伝わらないようにしているんだね。
「遮蔽」の「遮」は他に「遮る」とも読みます。意味は、
- さえぎる。ふさぐ。はばむ。「遮断」など
となっています。邪魔をしているようですね。
「蔽」は他に「蔽う・蔽める・蔽い」とも読みます。意味は、
- おおい隠す。「隠蔽」など
- 判断する。
- 道理にくらい。
となっています。隠す、という意味がありますよね。
おおい隠して、人目や光線などが伝わらないように遮って邪魔をしているイメージで「遮蔽」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「遮」は部首である「しんにょう」に、「庶」となっています。
「しんにょう」は行くこと、進むことに関する字に主に使われますね。
「庶」は多くのもの、人や物が多い、希望する、正妻ではない女性が生んだ子、ほとんど~と同じ、という意味を持っています。
道を行くことを阻む象形文字から発展した、という話もあるとのこと。
使われているのは「庶」なので、多くの人で覆いつくされており、進む道がふさがれているイメージで「遮」を覚えても良さそうです。🧐
「蔽」は部首である「くさかんむり」に、「敝」となっています。
「敝」にはボロボロになる、おとろえるといった意味もありますので、ボロボロになるまで草に蔽われている。
つまり、そのぐらい長いあいだ、人目につかないところに隠されていたというイメージで覚えてみてはいかがでしょうか。🧐
これがあると、伝わらないんだね。
この言葉、どう使う?
- 間に遮蔽物があるので、影響をうけない。
- 日光からフィルムを遮蔽する。
- 遮蔽物となっていたものを取りのぞく。
「遮蔽」の類語
覆いをかけたりして遮る、という意味の言葉が似ていますね。
- 壅蔽・・・ふさぎおおうこと。
- 被覆・・・物の表面におおいかぶせること。
- 掩蔽・・・おおい隠すこと。
「遮蔽」の対義語
「遮蔽」は覆いをかけたりして遮ることなのに対して、こちらは覆いがなくなりあらわれることになります。
- 露出・・・あらわれること。また、テレビに取り上げられること。
「遮蔽」の熟語・ことわざ・慣用句
- 遮蔽物・・・覆って遮る役目をするもの。
遮るのにも、いろんな理由があるんだろうなぁ。
物理学でも使われているから、難しそうな熟語だよね。
まとめ
「遮蔽」は、人目や光線などから遮ることなんですね。
おおい隠し、人目や光線などが伝わらないように遮って邪魔をしているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「遮」は部首の「しんにょう」に、「庶」です。
「しんにょう」は、行くことや進むことに関する字に主に使われますね。
「庶」は多くのもの、人や物が多い、希望する、正妻ではない女性が生んだ子、ほとんど~と同じ、という意味を持ちます。
道を行くことを阻む象形文字から発展した、という話もあるそうですよ。
使われているのは「庶」なので、多くの人で覆いつくされており、進む道がふさがれているイメージで覚えるのも面白そうです。🧐
「蔽」は部首の「くさかんむり」に、「敝」です。
「敝」はボロボロになる、おとろえるといった意味もあるので、ボロボロになるまで草に蔽われている。
その位長いあいだ、人目につかないところに隠されていたイメージで覚えてみてはいかがでしょうか。🧐