「開闢」の意味と読み方とは?ヒントは「始まり」
開闢って、なんと読むのかな??
「開闢」はね、「かいびゃく」と読むんだよ。
開闢の意味
[名](スル)
1 《古くは「かいひゃく」とも》天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。「—以来の出来事」
2 信仰の地としての山を開き、あるいは初めて寺院などをつくること。また、その人。開山。「高野山—」
3 荒れ地などが切り開かれること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
開闢はここに注意
「闢」は1級の漢字となっているため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「闢」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「開闢」の意味は、世界の始まりの時や、荒れ地などが切り開かれることなんだね。
なんだかカッコいい熟語だね・・・!
これを覚えている人も、カッコいいと思うよ!
「開闢」の「開」は他に「開く・開く・開ける」とも読みます。意味は、
- ひらく。あける。「展開」など
- 始める。「開祖」など
- 文化が開ける。「開化」など
- 埋もれているものを掘り起こす。「開墾」など
となっています。これから何かが始まる、という時に使えますね。
「闢」は他に「へき・闢く・闢ける」とも読みます。意味は、
- ひらける。左右に押し開く。「開闢」
- しりぞける。「闢邪」
となっています。ひらく以外に、退ける意味も持つことが分かりました!
門を左右に押し開き、そこから新世界を始めていくイメージで「開闢」と覚えておきましょう!🧐
「開」は部首である「門」の「もんがまえ」に、「开」となっています。
「もんがまえ」は、門や出入り口などに関する字に主に使われますね。
「开」にも、開くことや始まるなどの意味があるそうです。
そのまま、門を開く意味で「開」が成り立ったと言われていますよ。🧐
「闢」は部首である「門」の「もんがまえ」に、「辟」となっています。
「辟」は重い刑罰、君主、呼び出す、開く、しりぞける、叩くなどの意味があるとのこと。
「辟」は、避ける意味のある「避」にも使われていますよね。
門を叩いて開き、よこしまなものを避けさせているイメージで「闢」を覚えてはいかがでしょうか?🧐🖐️
これから新しく創っていくんだから、邪なものは無い方がいいよね。
この言葉、どう使う?
- 開闢以来の大事件である。
- 開闢の歴史を見る。
- そのような方は日本開闢以来、1人もおりません。
「開闢」の類語
物事の始まりのような意味の言葉が似ていますね。
- 創始・・・新しく物事をはじめること。
- 草創・・・物事の始まり。神社などを初めて建てること。
- 太初・・・天地の開けはじめた時のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 開白・・・法会または修法の初めに、勧請の本尊に祈願の趣旨や事項などを申し述べること。
「開闢」の熟語・ことわざ・慣用句
- 天地開闢・・・世界の始まり。
- 開闢草昧・・・国として成り立ったばかりで、まだ文明などが発達していないこと。
これから切り開いていくんだね・・・!
いい方向に進むと良いよね。
まとめ
「開闢」は世界の始まりの時や、荒れ地などが切り開かれることなんですね。
門を左右に押し開き、新世界を始めていくイメージで覚えておきましょう!🧐
「開」は部首の「門」の「もんがまえ」に、「开」です。
「もんがまえ」は、出入り口などに関する字に主に使われますね。
「开」にも、開くことや始まるなどの意味があるとのこと。
門を開く意味で成り立った、と言われています。🧐
「闢」は部首の「門」の「もんがまえ」に、「辟」です。
「辟」は重い刑罰、君主、呼び出す、開く、しりぞける、叩くなどの意味を持つそうですよ。
「辟」は避ける意味のある「避」にも使われていますので、門を叩いて開き、よこしまなものを避けさせているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐🖐️