「私語」の意味と読み方とは？ヒントは「静かに」

2024年11月20日2024年11月21日

私語しごの意味

［名］(スル)

１ ひそかに話すこと。ささやくこと。

２ 公の場であるにもかかわらず、自分たちだけでひそひそと勝手な話をすること。また、その話。「—を慎む」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

私語しごはここに注意

意味を曖昧あいまいに覚えないように、注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆

読み書きがとってもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

---

「私語しご」の「私し」は他に「わたくし・わたし・私ひそか」とも読みます。意味は、

• わたくし。個人のこと。「私情しじょう」など
• 自分のものにする。「私腹しふく」など
• ひそかに。こっそりと。表立たずに。「私淑ししゅく」など

となっています。自分のことだけではなく、ひっそりという意味も持つことが分かりました！

「語ご」は他に「ぎょ・語かたる・ことば・語つげる」とも読みます。意味は、

• 話をする。「私語しご」など
• ことば。「語彙ごい」など
• ものがたり。「源語げんご」など

となっています。話をするには、言葉が必要ですよね。

個人的なひそひそ話をしているイメージで「私語しご」と覚えておきましょう！💬

「私し」は部首である「禾か」の「のぎへん」に、「厶し」となっています。

部首の「のぎへん」は、穀物などに関する字に主に使われますね。

「厶し」は個人的な、それがしといった意味を持ちます。

自分の稲などを意味して、そこから自分のものという「私し」が成り立ったそうですよ。

「語ご」は部首である「言げん」と、「吾ご」になっていますね。

「吾ご」には、自分という意味もあります。自分が言う、言葉にして話したり語かたるとして「語」を覚えてみるのも良さそうです。😉

---

この言葉、どう使う？

• 教室の後ろの席で、私語しごを交わす。
• 私の授業は私語しご厳禁です。
• 度重たびかさなる私語しごが、問題視されている。

「私語しご」の類語

ひそひそ話す、という意味の言葉が似ていますね。

• 耳語じご・・・口を相手の耳に当てて、小声で話すこと。
• 密語みつご・・・ひそかに話すこと。
• 低語ていご・・・低い声で話すこと。ささやくこと。

同じ読み方の熟語👀

多いので、ここでは５つのみ並べます。

• 詩語しご・・・詩の言葉。
• 枝梧しご・・・逆らうこと。
• 死語しご・・・古く使用されていたが、今では使われなくなってしまったもの。
• 死後しご・・・なくなった後。
• 死期しご・・・死に際。

まとめ

「私語しご」は、ひそひそと話すことなんですね。

個人的なひそひそ話をしているイメージで覚えておきましょう！💬

「私し」は部首の「禾か」の「のぎへん」に、「厶し」です。

部首の「のぎへん」は、穀物などに関する字に主に使われますよ。

「厶し」は個人的な、それがしといった意味があるとのこと。

自分の稲などを意味し、そこから自分のものとして成り立ったそうです。

「語ご」は部首の「言げん」と、「吾ご」です。

「吾ご」は自分という意味もありますので、自分が言葉にして話したりするとして覚えてみるのも良いですね。😉