「庶幾」の意味と読み方とは?ヒントは「願い」
庶幾って、なんと読むのかな??
「庶幾」はね、「しょき」と読むんだよ。
庶幾の意味
[名](スル)心から願うこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
庶幾はここに注意
「幾」の部首に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「庶幾」の意味は、心から願うことなんだね。
どうしても、叶えたいことがあるのかな。
どちらの漢字も、強く願う意味もあるみたいだからね。
「庶幾」の「庶」は他に「もろもろ・庶い・庶う」とも読みます。意味は、
- 数が多い。一般の人。「庶民」など
- もろもろ。「庶務」など
- 正妻でない女性の生んだ子。「庶子」など
- こいねがう。「庶幾」
- ちかい。
となっています。数が多い他に、こいねがうといった意味もあることが分かりました!
「幾」は他に「いく・幾ど・幾し・幾う」とも読みます。意味は、
- いくつ。「幾何」など
- ほとんど。ちかい。「幾望」
- 少しずつ。それとなく。「幾諫」
- きざし。「幾微」
- こいねがう。希望する。「庶幾」
となっています。「幾」の草書体の省略形が、カタカナの「キ」に。
草書体が、ひらがなの「き」になったそうです。
こいねがうというのは、強く願うことや切望する意味がありますよ。
そこから、多くの庶民の願いが集まって強い願いとなり、心からの願いになっているイメージで「庶幾」と覚えてはいかがでしょうか?🙏
「庶」は部首である「广」の「まだれ」に、「廿」と「灬」になっています。
部首の「まだれ」は、建物や家屋に関する字に主に使われますね。
「廿」は二十の意味を持ち、「灬」はれっかやれんがと呼ばれ、火部に属しています。
多いことを意味して「庶」が成り立ったという話があります、家の中で20人という大人数の食事を、火を使って準備しているイメージもできそうですね。🧐
「幾」の部首は、「幺」の「いとがしら」になっています。
「いとがしら」は、小さいことや細かいことなどをあらわす字に主に使われているとのこと。
その他に、「戈」と「人」でできていますね。
「戈」は戦いであり、武器であるほこの意味があります。
守るための兵士が抱く、細かな気づかいを意味して、かすかを意味する「幾」が成り立ったと言われていますよ。
心から願っていることは、誰にでもあるはず。
この言葉、どう使う?
- あなたとの出会いを、ひそかに庶幾していたのだ。
- 道中の安全を庶幾する。
「庶幾」の類語
心から願う、という意味の言葉が似ていますね。
- 切望・・・心から強く望むこと。
- 熱望・・・熱心に望むこと。
- 希求・・・強く願い求めること。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 初虧・・・日食か月食で、太陽または月が欠けはじめること。
- 所記・・・書物や文書に書かれている事柄。
- 所期・・・期待すること。
- 書机・・・つくえ。
- 書記・・・文字などを書きしるすこと。
- 暑気・・・夏の暑さのこと。
- 署記・・・署名。
そんなに強い願いなのかな。
みんなの願いが集まって、大きな願いになっているのかも知れないね。
まとめ
「庶幾」は、心から願うことなんですね。
こいねがうというのは、強く願うことや切望する意味があります。
そこから、多くの庶民の願いが集まり強い願いとなって、心からの願いになっているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🙏
「庶」は部首の「广」の「まだれ」に、「廿」と「灬」です。
部首の「まだれ」は、建物や家屋に関する字に主に使われますよ。
「廿」は二十の意味、「灬」はれっかやれんがと呼ばれ、火部に属しています。
多いことを意味して「庶」が成り立ったという話があるので、家の中で20人もの大人数の食事を、火を使い用意しているイメージもできそうですね。🧐
「幾」の部首は、「幺」の「いとがしら」です。
「いとがしら」は、小さいことや細かいことなどをあらわす字に使われているそうですね。
他に、「戈」と「人」があります。
「戈」は戦いであり、武器であるほこの意味を持っているとのこと。
守備兵が抱く細かな気づかいを意味し、かすかを意味して成り立ったと言われています。