「親炙」の意味と読み方とは?ヒントは「近い」
親炙って、なんと読むのかな??
「親炙」はね、「しんしゃ」と読むんだよ。
親炙の意味
[名](スル)親しく接してその感化を受けること。しんせき。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
親炙はここに注意
「炙」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「炙」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「親炙」の意味は、親しくすることでその感化を受けることなんだね。
考え方や行動に影響を与えるぐらい、親しくなったのか・・・!
「炙」にも、同じような意味があるんだよ。
「親炙」の「親」は他に「おや・親しい・親ら」とも読みます。意味は、
- おや。「両親」など
- 身内。「親族」など
- 親しい。「懇親」など
- みずから。「親書」など
となっています。親は身内ですから、親しくてもおかしくはないですよね。
「炙」は他に「せき・炙る・炙く」とも読みます。意味は、
- 火で焼く。あぶる。
- あぶり肉。「膾炙」
- 親しく交わる。「親炙」
となっています。火を使って焼くこと以外にも、親しくするという意味を持つんですね。
親しく接しているうちに、直接火であぶられるように影響を受けているイメージで「親炙」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
影響を受けるぐらい親しくしてくれたことへ、感謝するイメージで「炙」の読み方を覚えても良いですね。
「親」は部首である「見」に、「亲」となっています。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますね。
「亲」は読み方が難しいですが、これは「しん」と言います。これも、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
木の上に立って見守っているのが親、というわけではなく、身近に接することができるような間柄を意味している、という話もあるんです。
ただ、他にも説があって難しいので、書くことだけを考えた場合はやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れませんね。👨👩👧👦
「炙」の部首は「火」で、火や熱の性質、火を使った動作などに関する字に主に使われますね。
上の部分は肉や旨いものを意味し、おいしく炙り焼く意味で「炙」が成り立ったと言われています。🔥🥩
火による影響で肉が炙られるように、他の者に何か影響を与えるぐらい親しくしているイメージで、親しく交わる意味もあると覚えておくのも良いですね!🧐
炙るように接してもらっているから、感化を受けやすいのかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 先生に親炙して、色々と学び始める。
- 彼が親炙したのは、実は本人ではなく同姓同名の別人だった。
- 深く親炙し、その後の人生を大きく変えることになる。
「親炙」の対義語
「親炙」は親しく接して影響を受けることなのに対して、こちらは直接接してはいないが影響を受けることになります。
- 私淑・・・直接教えは受けないが、ひそかに相手を師と考えて尊敬し、模範として学ぶこと。
同じ読み方の熟語👀
- 辰砂・・・水銀と硫黄とからなる鉱物。
- 辰沙・・・上と同じ。
- 真写・・・物事をありのままに写しとること。
- 深謝・・・心から感謝すること、心から詫びること。
- 新車・・・新しい車。
炙るって熱そうだなと思ったけど、そのぐらい直接影響を受けているんだな・・・!
親しくした方が、相手の人となりも知れて影響を受けやすいだろうからね。
まとめ
「親炙」は、親しくすることでその感化を受けることなんですね。
親しく接しているうちに、直接火であぶられるように影響を受けているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
影響を受けるぐらい親しくしてくれたことへ、感謝するイメージで読み方を覚えても良いですね。
「親」は部首の「見」に、「亲」です。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますよ。
「亲」は「しん」と言い、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
身近に接することができるような間柄を意味している、という説もあるとのこと。
ただ、他にも説があるため、書くことだけを考えてやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れません。👨👩👧👦
「炙」の部首は「火」で、火を使った動作などに関する字に主に使われますね。
上の部分は肉や旨いもので、おいしく炙り焼く意味で成り立ったと言われています。🔥🥩
火で肉が炙られるように、他者に影響を与えるぐらい親しくしているイメージで、親しく交わる意味もあると覚えておきましょう。🧐