「海寇」の意味と読み方とは?ヒントは「敵」
海寇って、なんと読むのかな??
「海寇」はね、「かいこう」と読むんだよ。
海寇の意味
海上から侵入する外敵。海賊。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
海寇はここに注意
「寇」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「寇」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「海寇」の意味は、海の上から侵入してくる敵のことなんだね。
海から攻めてくるって、それは・・・。
そう、海賊のことなんだ。
「海寇」の「海」は他に「うみ」とも読みますよね。意味は、
となっています。広い海のことですね。
「寇」は他に「あだ・かたき」とも読みます。意味は、
- あだ。外敵。「倭寇」など
- あだする。外から侵入する。「侵寇」など
となっています。この漢字の場合、敵は外にいるようです。
海から侵入し攻めてくる外敵、海賊をイメージして「海寇」と覚えておきましょう!🏴☠️
「海」の漢字はとてもカンタンですが、これは「さんずい」と「毎」が並んでいますよね?
この「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのは、とても覚えやすいとは思いませんか?😁
「寇」は部首である「宀」の「うかんむり」に、「元」と「攴」になっています。
「うかんむり」は、家屋や住居などに関する字に主に使われますね。
「元」は始まりやかしら、人民などの意味が。
「攴」には、軽くたたくという意味があります。
「うかんむり」の下に「元」があり、この「元」が伸ばされて上に「攴」が乗っかって見えるので・・・。
人が住む住居に押し入り、のしかかって軽く叩いてくる外敵をイメージして「寇」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
ただ、軽くでは済まなそうですね・・・。
攻撃してくる者として読み方を覚えるのも、ありです。
「寇」は「冠」に似ているけど、部首も意味も違っているから注意しておこう!
この言葉、どう使う?
- 海寇が容易く侵入できる場所ではない。
- 海寇を撃退する。
- 海寇に、ほとんど奪われてしまったようだ。
「海寇」の類語
海から侵入する敵、という意味の言葉が似ていますね。
- 海賊・・・海を横行し、船などを襲って物をおどし取る盗賊のこと。
「海寇」の対義語
「海寇」は海から侵入する敵のことなのに対して、こちらは陸地の山でおそってくる敵になります。
- 山賊・・・山中を本拠地にして、通行人をおそう盗賊のこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 怪光・・・不思議な光のこと。
- 邂逅・・・偶然出会うこと。
- 偕行・・・一緒に行うこと。
- 蟹甲・・・カニのこうらのこと。
- 蟹行・・・カニのように横に歩くこと。
- 開孔・・・穴を開けること。
- 開坑・・・鉱山で、新しく坑道を切り開くこと。
「寇」って、そもそも「冠」に似ているから意味も勘違いしてしまいそうで怖いな・・・。
部首も違うけど、「元」に乗っている物の違いで覚えておこう!
まとめ
「海寇」は、海上から侵入してくる敵のことなんですね。
海から侵入し攻めてくる、海賊をイメージして覚えておきましょう!🏴☠️
「海」の「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われていると覚えてみましょう。😆
「寇」は部首の「宀」の「うかんむり」に、「元」と「攴」です。
「うかんむり」は、家屋などに関する字に主に使われますね。
「元」は始まり、かしら、人民などの意味があり、「攴」には軽くたたくという意味があります。
「うかんむり」の下に「元」があり、この「元」が伸ばされて上に「攴」が乗って見えるので、人が住む住居に押し入り、のしかかって軽く叩いてくる外敵をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
ただ、軽く叩くだけでは済まなそうです・・・!
攻撃してくる者として、読み方を覚えてみましょう。