「諷諫」の意味と読み方とは？ヒントは「忠告」

2025年1月28日

諷諫ふうかんの意味

［名］(スル)遠まわしに忠告すること。また、その忠告。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

諷諫ふうかんはここに注意

「諷ふう」は１級の漢字でなかなか見かけないため、注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「諷諫ふうかん」の「諷ふう」は他に「諷そらんじる・諷ほのめかす」とも読みます。意味は、

• そらんじる。節をつけてとなえる。「諷誦ふうじゅ」など
• ほのめかす。遠回しに言う。「諷刺ふうし」など

となっています。そらんじるというのは、書いたものを見ないでその通りに言うことですね。

「諫かん」は他に「諫いさめる」とも読みます。意味は、

• いさめる。特に目上に対して、過ちを改めるように忠告する。「極諫きょっかん」など

となっています。こちらに、忠告ちゅうこくする意味がありますね。

言葉が風に乗って届くように、遠回しに正しい道を忠告してあげるイメージで「諷諫ふうかん」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

「諷ふう」は部首である「言」の「ごんべん」に、「風ふう」となっています。

「ごんべん」は、言語や言葉を使った表現などに関する字に主に使われますね。

「風ふう」は空気の流れや習慣、様子などの他に、ほのめかす意味もあります。

ほのめかす、つまりどこからか風に言葉が乗って来るように、遠回しに言葉で伝えているイメージで「諷ふう」を覚えることができますね！🧐

「諫かん」は部首である「言」の「ごんべん」に、「柬かん」となっています。

「柬かん」は選び出す、手紙、なふだの意味を持つそうですよ。

せっかく選ぶなら、正解を選びたいですよね。

そこから、正しい道を選びだせるように、言葉で伝えているイメージで「諫かん」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

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この言葉、どう使う？

• 自分への諷諫ふうかんだったと気づいたのは、数日経ってからだった。
• 私の立場では。諷諫ふうかんがやっとだ。
• 痛烈な諷諫ふうかんをする。

「諷諫ふうかん」の対義語

「諷諫ふうかん」は遠回しに忠告することなのに対して、こちらは遠慮なく率直に忠告することになります。

• 直諫ちょっかん・・・遠慮なく率直に、目上の人をいさめること。

同じ読み方の熟語👀

• 風寒ふうかん・・・風と寒さ。また、風がふいて寒いこと。
• 風鑑ふうかん・・・見識。また、容貌ようぼうなどによってその人の性質を判断すること。
• 封緘ふうかん・・・手紙などの封をとじること。

まとめ

「諷諫ふうかん」は、遠回しに忠告することなんですね。

言葉が風に乗って届くように、遠回しに正しい道を忠告するイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「諷ふう」は部首の「言」の「ごんべん」に、「風ふう」です。

「ごんべん」は、言葉を使った表現などに関する字に主に使われますね。

「風ふう」は空気の流れや習慣、様子などの他に、ほのめかす意味を持つとのこと。

ほのめかす、つまり風に言葉が乗って来るように、遠回しに言葉で伝えているイメージで覚えることができますね！🧐

「諫かん」は部首の「言」の「ごんべん」に、「柬かん」です。

「柬かん」は、選び出すことや手紙、なふだの意味を持つとのこと。

せっかく選ぶなら正解を選びたいので、正しい道を選びだせるように、言葉で伝えているイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐