「努努」の意味と読み方とは？ヒントは「決して」

2022年8月3日2024年2月6日

努努ゆめゆめの意味

［副］《副詞「ゆめ」を繰り返して意味を強めた語。「努努」「努力努力」などとも当てて書く》

１ （あとに禁止を表す語を伴って）決して。断じて。「―忘れるな」

２ （あとに打消しの語を伴って）少しも。まったく。「―考えもしなかった」

３ つとめて。心して。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

努努ゆめゆめはここに注意

読み方が難しいです、「どど」ではありません！注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

漢字はカンタンですが、読み方を間違える可能性があるため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「努努ゆめゆめ」はどちらも同じ漢字が使われていますね。「努ゆめ」は他に「ど・努つとめる」とも読みます。意味は、

• つとめる、はげむ。「努力どりょく」
• ゆめ、けっして。

となっています。頑張る意味でも使われていますが、他に「けっして」という意味もあることが分かりました！

努力どりょくはご存じですよね、ですが「けっして」という意味もあるのは知らなかった、もしくは習ったはずだが覚えていない、という方が多いのではないでしょうか？

この「けっして」という意味の「努」が２つも並んでいます。

これはつまり、それだけ強調して言いたいということになりますね！😆

「決して忘れてはいけない！」というのが「努努ゆめゆめ」の使いどころです！もしくは、

「こんなことになるとは、まったく考えていなかった！」も「努努ゆめゆめ」を使いたくなりますね。👍

「努」の書き方はカンタンです、「女」と「又」と部首である「力」を組み合わせましょう！

この漢字には、どうやら力を尽つくすといった意味があるそうですよ。

だから、努力にも使われているのですね！

読み方は少し覚えにくいのですが、「ゆめ」は「けっして」という意味なので、まずはこれを覚えましょう。

そして「努」の漢字に「けっして」という意味があるというのをここで復習しましたよね？

これを関連付けて、「努」＝「ゆめ」とイメージして覚えておきましょう！

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この言葉、どう使う？

• このこと、努努ゆめゆめ忘れるでないぞ。
• まさか、こんなこと・・・。努努ゆめゆめ考えもしなかった。
• 努努ゆめゆめ、油断されないように・・・。

「努努ゆめゆめ」の類語

けっして、少しもという意味の言葉が似ています。

• けっして・・・何があっても。必ず。
• 絶対・・・何があっても。他に対立するものがないさま。
• まったく・・・すっかり。全然。

まとめ

「努努ゆめゆめ」は、「決して」や「少しも」ということなんですね。

「けっして」という意味の「努」が２つも・・・。つまり、その位強調して言いたいということですよね！😆

「努」は「女」と「又」と部首の「力」を組み合わせます。

この漢字には、力を尽くすといった意味があります。だから、努力にも使われているんですね！

「ゆめ」は「けっして」という意味です。

「努」に「けっして」という意味がありますよね？

これに関連付けて「努」＝「ゆめ」とイメージして覚えておきましょう！

言葉だけは、聞いたことがあるのではないでしょうか？

まったく無くても問題ありません、現代ではあまり使われていない言葉ですから。

とは言っても、本などの物語を読む時は使われていることもあります。すーっと意味が入ってくるように、努努ゆめゆめ忘れないようにしたいところですね。😆