「含有」の意味と読み方とは?ヒントは「持つ」

含有って、なんと読むのかな??

「含有」はね、「がんゆう」と読むんだよ。
含有の意味
[名](スル)成分や内容の一部として含みもつこと。「鉄分を多く—する食品」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
含有はここに注意
「含」の部首を間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「含有」の意味は、内容の一部として含まれていることなんだね。

含んでいるってことは・・・。

そう、全部じゃないんだね。
「含有」の「含」は他に「かん・ごん・含む」とも読みますよね。意味は、
- 口の中にふくむ。「含嗽」など
- ふくみ持つ。あわせ持つ。「含蓄」など
- 感情などをあらわに出さない。「含羞」
となっています。何かの中に入っているようですね。
「有」は他に「う・有る・有つ」とも読みますよね。意味は、
- 存在する。「希有」など
- 持っている。「所有」など
- さらに。「有余」
となっています。持つ、存在するといった意味を持っていますよね。
口の中に入れて膨らませて持っているように、中の一部として含んでいるイメージで「含有」と覚えておきましょう!🧐
「含」は部首である「口」に、「今」となっています。
部首の「口」は、食べることや声を出すなどの口の働きに関する字に主に使われますね。
「今」は、現在や間もなくなどの意味がありますが・・・。
口に何かを含んでいる様子から、「含」が成り立ったと言われていますよ。🤭
「有」は右手と肉の象形となっており、肉を持つことから「ある」を意味する「有」が成り立ったそうです。
ちなみに、部首は「月」の方になっていますよ。

どうやって持っているか、「含」の部首を見るとイメージで覚えやすいかも知れないね!

この言葉、どう使う?
- 豊富なビタミンを含有している。
- 含有されているものが、一覧で見られるようになっている。
- 鉄分を多く含有する食品だ。
「含有」の類語
含まれている、という意味の言葉が似ていますね。
- 内包・・・内部に持っていること。
- 包含・・・中に含んでいること。
- 包蔵・・・内に隠して持つこと。
「含有」の熟語・ことわざ・慣用句
- 含有量・・・ある物質が、ある物の中に成分として含まれている量。

たとえ口の中に含んでいても、飲み込んではいけないんだよね?

そうだね、含んだその状態を保っておこう!
まとめ
「含有」は、内容の一部として含まれていることなんですね。
口の中に入れて膨らませて持つように、中の一部として含んでいるイメージで覚えておきましょう!🧐
「含」は部首の「口」に、「今」です。
部首の「口」は、食べることなどの口の働きに関する字に、主に使われますね。
「今」は現在、間もなくなどの意味があります。
口に何かを含む様子から成り立った、と言われていますよ。🤭
「有」は肉を持つことから「有」と覚えましょう。
ちなみに、部首は「月」の方です。