「韜晦」の意味と読み方とは?ヒントは「隠す」

韜晦って、なんと読むのかな??

「韜晦」はね、「とうかい」と読むんだよ。
韜晦の意味
[名](スル)
1 自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
2 身を隠すこと。姿をくらますこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
韜晦はここに注意
「韜」は1級の漢字で難しいため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「韜晦」の意味は、自分の本心や、身を隠すことなんだね。

どうして隠しているんだろう・・・。

理由は人それぞれだろうけど、どうやって隠しているかは「韜」を見るとイメージしやすいかも知れないよ。
「韜晦」の「韜」は他に「ゆみぶくろ・韜む・韜す・ゆごて」とも読みます。意味は、
- 弓や刀剣を入れるふくろ。
- つつみ隠す。「韜晦」
- ゆごて。弓を射る時、左のひじをおおう道具。
となっています。袋に入れたり、覆っているみたいですね。
「晦」は他に「みそか・つごもり・晦い・晦ます」とも読みます。意味は、
となっています。暗いという意味もあるので、人に知られず行方をくらますイメージもしやすそうですね。
人に知られないように、袋にしまうようにして本心や物を隠しているイメージで「韜晦」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「韜」は部首である「韋」の「なめしがわ」に、「舀」となっています。
「なめしがわ」は、革製品に関する字に主に使われるそうですよ。
「舀」は、汲み出す、臼から物を取り出すという意味を持ちます。
刀剣などの物を革のふくろに入れておいて、いつでも取り出せるようにしてあるイメージで「韜」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
袋の中に、隠すようにして入れてありそうですね・・・!🤔
包み隠すということは、相手に見せないように物を逃がしているということでもありますので・・・。
この「逃」から、「韜」の読み方を覚えてみても良さそうです。
「晦」は部首である「日」に、「每」となっています。
「每」は、「毎」の旧字のようですよ。
「每」は、常にという他にむさぼる意味を持つようです。
ずっと貪っていたら、日がなくなってしまい暗くなったイメージもできそうですよね。

ふくろなどの中に、隠してしまおう!

この言葉、どう使う?
- そんなに自分を韜晦して、苦しくないの?
- 韜晦する訳を、教えてはくれないだろうか。
- 韜晦に努める。
同じ読み方の熟語👀
- 東海・・・東の方の海。
- 倒壊・・・建物などが倒れてつぶれること。
- 投壊・・・野球で、投手陣が相手チームに打ち崩されること。
「韜晦」の熟語・ことわざ・慣用句
- 自己韜晦・・・自分の本心などを隠し、表に出さないこと。

暗いところに隠したら、なかなか見つけられないだろうね。

知られたくないんだから、その方が良いよ。
まとめ
「韜晦」は自分の本心や、身を隠すことなんですね。
人に知られないように、袋にしまうようにして本心や物を隠しているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「韜」は部首の「韋」の「なめしがわ」に、「舀」です。
「なめしがわ」は、革製品に関する字に主に使われるとのこと。
「舀」は汲み出す、臼から物を取り出す意味があります。
刀剣などの物を革のふくろに入れておき、いつでも取り出せるようにしてあるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
袋の中に、隠すようにして入れてありそうですね!🤔
包み隠すとは、相手に見せないように物を逃がしているということでもあります。
この「逃」から、「韜」の読み方を覚えてみても良さそうですね。
「晦」は部首の「日」に、「每」です。
「每」は、「毎」の旧字のようです。確かにほぼ同じですが、中の書き方に注意が必要ですね。
「每」は、常にの他にむさぼるという意味もあるようです。
つねに貪っていたら、日がなくなり暗くなってしまったイメージもできそうですよね。