「開墾」の意味と読み方とは？ヒントは「農耕」

2025年3月3日

開墾かいこんの意味

［名］(スル)山野を切り開いて農耕できる田畑にすること。「原野を—する」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

開墾かいこんはここに注意

「墾こん」が少し書きにくいので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「墾こん」が少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

---

「開墾かいこん」の「開かい」は他に「開ひらく・開あく・開はだける」とも読みます。意味は、

• ひらく。あける。「展開てんかい」など
• 始める。「開闢かいびゃく」など
• 文化が開ける。「開化かいか」など
• 埋うもれているものを掘り起こす。「開墾かいこん」など

となっています。これから何かが始まる、という時に使えますね。

「墾こん」は他に「墾ひらく」とも読みます。意味は、

• 荒れ地を切り開く。「新墾しんこん」など

となっています。土地が荒れているみたいですね。

誰も手を付けておらず、荒れたままの土地を切り開いて耕たがやすイメージで「開墾かいこん」を覚えておきましょう！💪

「開かい」は部首である「門もん」の「もんがまえ」に、「开かい」となっています。

「もんがまえ」は、門や出入り口などに関する字に主に使われますね。

「开かい」にも、開くことや始まるなどの意味があるそうです。

そのまま、門を開く意味で「開かい」が成り立ったと言われていますよ。🧐

「墾こん」は部首である「土」に、「貇こん」となっています。

部首の「土」は、地面や土地の状態などに関する字に主に使われますね。

「貇こん」は丁寧ていねいなさま、ガツガツとかじる意味を持つ漢字のようです。

土地を開くことを意味して、「墾こん」が成り立ったと言われていますよ。

ガツガツとかじられて荒らされた土地を、丁寧に切り開いているイメージもできますね！🧐

---

この言葉、どう使う？

• 想定よりも容易に開墾かいこんすることができた。
• 開墾かいこんがおこなわれていた土地では、多くの働き手が必要だった。
• 開墾かいこんにより失われたものもある。

「開墾かいこん」の類語

荒れ地などを切り開く、という意味の言葉が似ていますね。

• 開拓かいたく・・・原野などを切り開いて田畑や居住地、道路をつくること。
• 開鑿かいさく・・・土地を切り開き、道路や運河などを通すこと。
• 開発かいはつ・・・ 土地や鉱産物、水力などの天然資源を活用して、農場や工場、住宅などをつくり、その地域の産業や交通を盛んにすること。

同じ読み方の熟語👀

• 悔恨かいこん・・・過ちを後悔し、残念に思うこと。
• 塊根かいこん・・・養分をたくわえて肥大ひだいし、塊状になった根のこと。
• 開梱かいこん・・・梱包こんぽうされた荷物を開くこと。

まとめ

「開墾かいこん」は山野さんやを切り開き、農耕できる田畑にすることなんですね。

誰も手を付けておらず、荒れたままの土地を切り開いて耕たがやすイメージで覚えておきましょう！💪

「開かい」は部首の「門もん」の「もんがまえ」に、「开かい」です。

「もんがまえ」は、出入り口などに関する字に主に使われますね。

「开かい」にも、開くことや始まるなどの意味があるとのこと。

門を開く意味で成り立った、と言われています。🧐

「墾こん」は部首の「土」に、「貇こん」です。

部首の「土」は、土地の状態などに関する字に主に使われますね。

「貇こん」は丁寧ていねいなさま、ガツガツとかじる意味を持つとのこと。

土地を開くことを意味して成り立ったと言われています。

ガツガツとかじられて荒らされた土地を、丁寧に切り開いているイメージもできますよね！🧐