「樗櫟」の意味と読み方とは？ヒントは「役に立たない」

2025年4月3日

樗櫟ちょれきの意味

《樗 (おうち) も櫟 (くぬぎ) も用途の少ない木であるところから》役に立たない木。転じて、役に立たない人。また、自分をへりくだっていう語。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

樗櫟ちょれきはここに注意

「櫟れき」は１級のため、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★★☆

どちらの漢字も難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「樗櫟ちょれき」の「樗ちょ」は他に「おうち」とも読みます。意味は、

• ごんずい。（植物の方です）
• 役に立たないものの例え。「樗材ちょざい」など
• おうち。センダン科の落葉高木。

となっています。木の他に、役に立たないものの意味も持っているようです。

「櫟れき」は他に「ろう・くぬぎ・いちい・櫟こする」とも読みます。意味は、

• くぬぎ。ブナ科の落葉高木。「櫟樗れきちょ」
• いちい。イチイ科の常緑高木。
• こする。「櫟釜れきふ」

となっています。木の意味を持っていますね。

樗おうちと櫟くぬぎは用途が少ないことから、あまり役に立たない木や人をイメージして「樗櫟ちょれき」と覚えておきましょう！🧐

「樗ちょ」は部首である「木」に、「雩う」となっています。

部首の「木」は、木の種類や木を使い作った物などに関する字に多く使われますね。

「雩う」は、あまごいの意味を持っているようです。🧐

「樗ちょ」は「ごんずい」の意味も持つようですが、これは役に立たない魚のゴンズイになぞらえて、材が役に立たないことが由来の説もあるみたいですよ！

そこから、木の他に役に立たないものの例えで「樗ちょ」を覚えておきましょう。

「櫟れき」は部首である「木」に、「樂がく」となっています。

「樂がく」は「楽」の旧字で、音楽や楽しむ、求めるといった意味を持ちますよ。

「樂がく」はどんぐりを付けた楽器の象形のようで、くぬぎと言えばどんぐりの出来る樹木の１つでもあります。

そこから、どんぐりの出来る木をイメージして「櫟れき」を覚えておきましょう！🌲

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「樗櫟ちょれき」の類語

役に立たない木や人、という意味の言葉が似ていますね。

• 樗才ちょざい・・・役に立たない材木や人材のこと。
• 散木さんぼく・・・役に立たない木。役に立たない人のたとえ。

「樗櫟ちょれき」の熟語・ことわざ・慣用句

• 樗櫟散木ちょれきさんぼく・・・役に立たない人や物のたとえ。
• 樗櫟之材ちょれきのざい・・・役に立たない人や物のたとえ。

まとめ

「樗櫟ちょれき」は、役に立たない木や人のことなんですね。

樗おうちと櫟くぬぎは用途が少ないことから、あまり役に立たない木や人をイメージして覚えておきましょう！🧐

「樗ちょ」は部首の「木」に、「雩う」です。

部首の「木」は、木の種類などに関する字に多く使われますよね。

「雩う」は、あまごいの意味を持つとのこと。🧐

「樗ちょ」は「ごんずい」の意味も持ちますが、これは役に立たない魚のゴンズイになぞらえて、材が役に立たないことが由来の説もあります。

そこから、木の他に役に立たないものの例えで覚えておきましょう。

「櫟れき」は部首の「木」に、「樂がく」です。

「樂がく」は「楽」の旧字で、音楽や楽しむ、求めるといった意味があるとのこと。

「樂がく」はどんぐりを付けた楽器の象形で、くぬぎと言えばどんぐりの出来る樹木の１つ。

そこから、どんぐりの出来る木をイメージして覚えておきましょう！🌲