「至精」の意味と読み方とは?ヒントは「至る」

至精って、なんと読むのかな??

「至精」はね、「しせい」と読むんだよ。
至精の意味
1 非常に精妙・精巧であること。
2 まったく混じりけがないこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
至精はここに注意
「精」の意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「至精」の意味は、混じりけがなく、とても精巧であることなんだね。

研ぎ澄まされている感じがあるなぁ・・・!

ギリギリのところまで至っているね。
「至精」の「至」は他に「至る」とも読みますよね。意味は、
- ギリギリのところまで行きつく。「乃至」など
- この上ない。きわめて。「至難」など
- 太陽が極点に達した日。「夏至」など
となっています。これ以上ないところまで行っていますね。
「精」は他に「しょう・精げる・精しい・もののけ」とも読みます。意味は、
- しらげる。米などを白くする。「搗精」など
- 混じりけがない。よりすぐる。「精練」など
- くわしい。こまかい。「精密」など
- 気力。「精神」など
- 生殖のもととなるもの。「精子」など
- 不思議な力を持つもの。「妖精」など
となっています。純白のように、けがれがなく清らかそうです。
混じりけがなく、これ以上ない完成度を誇っているイメージで「至精」と覚えておきましょう!😤
「至」は、地面に到達する象形から成り立ったと言われています。🧐
「精」は部首である「米」の「こめへん」に、「青」となっています。
部首の「こめへん」は、米のような穀物、また穀物を加工して作られたものなどに関する字に主に使われるとのこと。
「青」は青色や、若々しい意味を持ちますね。
実際の成り立ちは少し違うようですが、精米して、若々しくキレイにする(米などを白くする)イメージで「精」を覚えておきましょう!

完成度が高いね!

同じ読み方の熟語👀
とても多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 施政・・・政治をおこなうこと。
- 市井・・・人が多く集まって住むところ。
- 至正・・・とても正しいこと。
- 熾盛・・・火が燃えるように、勢いの盛んなこと。
- 至聖・・・知徳の大変優れていること。
- 市勢・・・市の人口や産業などの、各分野の情勢を総合的にみた状態のこと。
- 四聖・・・釈迦、キリスト、孔子、ソクラテスの四人の聖人のこと。

「精」って、いろんな意味があるなぁ。

良い意味を持っているよね!
まとめ
「至精」は混じりけがなく、とても精巧であることなんですね。
混じりけがなく、これ以上ない完成度を誇っているイメージで覚えておきましょう!😤
「至」は、地面に到達する象形から成り立ったそうです。🧐
「精」は部首の「米」の「こめへん」に、「青」ですね。
部首の「こめへん」は米のような穀物や、穀物を加工して作られたものなどに関する字に主に使われるとのこと。
「青」は青色、若々しい意味を持ちます。
実際の成り立ちは少し違うようですが、精米して、若々しくキレイにする(米などを白くする)イメージで覚えておきましょう!