「康衢」の意味と読み方とは?ヒントは「道」

康衢って、なんと読むのかな??

「康衢」はね、「こうく」と読むんだよ。
康衢の意味
《「康」は五方に通じる道、「衢」は四方に通じる道の意》道路が四方八方に通じている所。にぎやかなまちなか。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
康衢はここに注意
「衢」は1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「衢」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「康衢」の意味は、道が四方八方に通じている、賑やかな町中のことなんだね。

どっちも道の意味みたいだけど・・・。

色んなところに繋がっているということは、そこを多数の人が通ってもおかしくはないよね。
「康衢」の「康」は他に「康い」とも読みます。意味は、
- やすらか。無事。「安康」など
- すこやか。体が丈夫。「健康」
- 大通り。「康衢」
となっています。健康であることの他に、道にも使われるみたいですね。
「衢」は他に「みち・ちまた・わかれみち」とも読みます。意味は、
- 四方に通じる道。よつつじ。「街衢」など
- わかれみち。
となっています。道に関係しているようですね。
大通りで、色んな方向に道が通じているところをイメージして「康衢」と覚えておきましょう!🧐
「康」は部首である「广」の「まだれ」に、「隶」となっています。
部首の「まだれ」は、建物や家屋に関する字に主に使われますね。
「隶」は、追いつくという意味があるそうですよ。
安定し、平和であることを意味して「康」が成り立ったと言われています。🧐
移動する建物に追いついて、一息ついているのかも知れませんね。🤔
「衢」は部首である「行」の「ぎょうがまえ」に、「瞿」となっています。
部首である「ぎょうがまえ」は道路や町、歩行に関する字に主に使われるそうですよ。
「瞿」は見まわす、おどろき恐れるという意味を持つとのこと。
さらに分けると「目」に「隹」で、「隹」は尾の短い鳥の総称の意味があるので、鳥が2つの目で見まわしているイメージができますね。🐦👀
町中であたりを見回しているということは、色んな方向に道が広がっているのかも知れません。
そこから、鳥が四方を見回す必要のある分かれ道をイメージして「衢」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
読み方の「く」は、一度に見える範囲を示しているようにもみえそうです・・・。

「衢」は誰が見ているのか、イメージできると覚えやすそうだね。

同じ読み方の熟語👀
- 工区・・・長距離にわたる工事の時に、施工単位として区切られた区域のこと。
- 校区・・・西日本で、生徒の通学区域のこと。東日本で言う学区のこと。
- 惶懼・・・恐れかしこまることや、手紙の終わりに相手を敬い書きしるす謙辞のこと。
- 鉱区・・・鉱業権を得て、採掘などをすることを許された区域のこと。
「康衢」の熟語・ことわざ・慣用句
- 康衢通逵・・・大通りや、正しい方向のこと。

確かに、色んなところから道が通じていれば活気もありそうだなぁ。

活気があるなら、きっと健康だよね。
まとめ
「康衢」は道が四方八方に通じている、賑やかな町中のことなんですね。
大通りで、色んな方向に道が通じている所をイメージして覚えておきましょう!🧐
「康」は部首の「广」の「まだれ」に、「隶」です。
部首の「まだれ」は、建物などに関する字に主に使われますね。
「隶」は、追いつくという意味があるとのこと。
安定し、平和であることを意味して成り立ったと言われています。🧐
移動する建物に追いつき、一息ついているのかも知れません。🤔
「衢」は部首の「行」の「ぎょうがまえ」に、「瞿」です。
部首である「ぎょうがまえ」は、道路や町などに関する字に主に使われるそうですよ。
「瞿」は見まわす、おどろき恐れるという意味を持つそうです。
さらに分けると「目」に「隹」で、「隹」は尾の短い鳥の総称の意味があるので、鳥が2つの目で見まわしているイメージができますよね。🐦👀
町中であたりを見回すということは、色んな方向に道が広がっているのかも知れません。
そこから、鳥が四方を見回す必要のある分かれ道をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
読み方の「く」は、一度に見える範囲をあらわしているのかも・・・。