「淵藪」の意味と読み方とは?ヒントは「中心」

淵藪って、なんと読むのかな??

「淵藪」はね、「えんそう」と読むんだよ。
淵藪の意味
《「淵」は魚の、「藪」は鳥獣の集まる所の意》物事の寄り集まる所。活動の中心地。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
淵藪はここに注意
どちらも準1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「淵藪」の意味は、活動の中心地のことなんだね。

「淵」って、深淵とかで見るから奥深そうだし、集まらない気もするけど・・・。

水を深くたたえているそうだから、魚が多いのかも知れないね。
「淵藪」の「淵」は他に「ふち・淵い・淵い」とも読みます。意味は、
- 水を深くたたえているところ。ふち。「海淵」など
- 物の多く集まるところ。「淵藪」
- 奥深い。静まりかえる。「淵然」など
となっています。水に関係しているようですね。
「藪」は他に「やぶ・さわ」とも読みます。意味は、
- 草木が生い茂っているところ。やぶ。「藪沢」など
- 物事の集まり。「談藪」など
となっています。草木が生い茂っているところなら、鳥獣も集まりそうです。
水を深くたたえているところや草木が生い茂っているところから、物事の集まるところであったり魚や鳥獣などの活動の中心地となっているイメージで「淵藪」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「淵」は部首である「さんずい」に、「片」と「一」と「爿」となっています。
部首の「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「片」は少しの意味や、木を2つに割ったうちの右半分の意味を持つそうですよ。
「爿」は寝台や、木を2つに割ったうちの左半分の意味を持つそうです。
「片」と「爿」を離れた両岸だとして、「一」で繋げてみましょう。
ここに、奥深くまで水がたまっているイメージで「淵」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「藪」は部首である「くさかんむり」に、「數」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の状態や種類などに関する字に主に使われますね。
「數」は「数」の旧字、つまり数に関係する意味もあります。
さらに分けると「婁」という引き寄せる意味もある漢字が入っているので、草木が数多く生えたところに、物事や鳥獣などが引き寄せられているイメージで「藪」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

どちらも、集まる意味があるようだね。

この言葉、どう使う?
- 化け物の淵藪に入り込んでしまった。
- いつからかこの地は、魔法使いの淵藪になった。
- たとえ私がこの地を去っても、永遠に淵藪であり続けるだろう。
同じ読み方の熟語👀
- 円相・・・禅宗で、悟りの形象として描くまるい形。
- 円窓・・・円形の窓。
- 演奏・・・音楽を奏すること。
- 燕巣・・・ツバメの巣。
- 淵叢・・・淵藪と同じ。

確かに、どっちも多く集まりそうな漢字に見えてきた・・・!

別の場所に集まっていた物が合体するようなものだから、とても多く集まりそうだね。
まとめ
「淵藪」は、活動の中心地のことなんですね。
水を深くたたえているところや草木が生い茂っているところから、物事の集まるところであったり魚や鳥獣などの活動の中心地となっているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「淵」は部首の「さんずい」に、「片」と「一」と「爿」です。
部首の「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「片」は少しや、木を2つに割ったうちの右半分の意味を持つそうです。
「爿」は寝台や、木を2つに割ったうちの左半分の意味を持つとのこと。
「片」と「爿」を離れた両岸だとして、「一」で繋げましょう。
ここに、奥深くまで水がたまっているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「藪」は部首の「くさかんむり」に、「數」です。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に主に使われますね。
「數」は「数」の旧字なので、数に関係する意味もあります。
さらに分けると「婁」という引き寄せる意味もある漢字があるので、草木が数多く生えたところに、物事や鳥獣などが引き寄せられているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐