「茶房」の意味と読み方とは?ヒントは「お店」

茶房って、なんと読むのかな??

「茶房」はね、「さぼう」と読むんだよ。
茶房の意味
紅茶・コーヒーなどを飲ませる店。喫茶店。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
茶房はここに注意
「茶」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「茶房」の意味は、喫茶店のことなんだね。

「ちゃぼう」じゃないんだ・・・。

そう読みたくなる気持ちも、分かるよ。
「茶房」の「茶」は他に「ちゃ」とも読みますよね。意味は、
- 木の名前。チャノキ。「茶園」など
- チャの葉を飲料用に加工したもの。「煎茶」など
- ちゃ色。「茶褐色」など
- ひやかし。おどけ。「茶番」など
- 抹茶をたてる作法。「茶会」など
となっています。飲み物にも使われますよね。
「房」は他に「ほう・ふさ・へや・いえ」とも読みます。意味は、
- 小さな部屋。「独房」など
- 部屋。すまい。「山房」など
- 部屋のように区切られたもの。「心房」など
- ふさの形をしたもの。「花房」など
- 安房国の略。「房州」など
となっています。部屋の意味を持っていますね。
お茶などが飲める部屋をイメージして「茶房」と覚えておきましょう!🍵
「茶」の部首は「くさかんむり」で、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
飲料の茶から成り立ったそうですよ。🍵
「房」は部首である「戸」に、「方」となっています。
部首の「戸」は、とびらや住居に関する字に主に使われるそうですよ。
「方」は、向きや地方、四角形や手段などのいろんな意味を持っていますね。
実際の成り立ちとは違いますが、住居の中に四角形の部屋があるイメージで「房」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

ゆっくりできそうだね。

この言葉、どう使う?
- 茶房を出るころには、辺りは暗くなっていた。
- 疲れたから、あそこの茶房で少し休んで行こうか。
- 茶房の経営は、大成功だった。
「茶房」の類語
コーヒーなどを飲ませるお店、という意味の言葉が似ていますね。
- 喫茶店・・・コーヒーなどの飲み物や、軽食を出す飲食店のこと。
- 茶店・・・通行人などに茶菓を出して、休ませる店のこと。
- カフェテラス・・・歩道や庭に張り出して、客席をもうけた喫茶店のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 砂防・・・山地や海岸などの土砂の崩壊などを防止、調節すること。
- 詐謀・・・相手をだますはかりごと。

疲れたら、僕もここで休もうかな。

優雅なひとときが過ごせそうだね。
まとめ
「茶房」は、喫茶店のことなんですね。
お茶などが飲める部屋をイメージして覚えておきましょう!🍵
「茶」の部首は「くさかんむり」で、草花の状態などに関する字に主に使われますよね。
飲料の茶から成り立ったと言われています。🍵
「房」は部首の「戸」に、「方」です。
部首の「戸」は、とびらや住居に関する字に主に使われますね。
「方」は向き、地方、四角形や手段などの意味を持ちます。
実際の成り立ちとは違いますが、住居の中に四角形の部屋があるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
こちらはいかがでしょうか?
お気に入りの喫茶店はありますか?
こちらは、東京の魅力的な喫茶店が77軒も掲載されています。
東京にお住いの方であれば、聞いたことのある店名があるかも知れませんね。
いつも行くお店を決めている方でも、本を読んで他店の雰囲気を見てみるのは楽しそうです。

お気に入りを見つけたら、そこ以外はあまり行かなくなってしまいそうだからね。