「間行」の意味と読み方とは？ヒントは「こそこそ」

2025年4月25日

間行かんこうの意味

［名］(スル)こっそりと隠れて行くこと。忍び歩き。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

間行かんこうはここに注意

「行間ぎょうかん」ではないので、今回は「こう」と読むようにしておきましょう。

言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆

読み書きがとてもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「間行かんこう」の「間かん」は他に「けん・あいだ・ま・はざま・あい・間うかがう・間ひそかに・間しずか」とも読みます。意味は、

• 物と物とのあいだ。「物間ものあい」など
• ひそかに。スパイ。「間諜かんちょう」など
• ２つの時点でのあいだ。「瞬間しゅんかん」
• ひま。しずか。「間雲かんうん」など
• 長さの単位。

となっています。ひそかに、という意味もあることが分かりました！

「行こう」は他に「ぎょう・あん・行いく・行ゆく・行おこなう・行やる・みち」とも読みます。意味は、

• いく。進む。「行進こうしん」など
• おこなう。やる。「行為こうい」など
• 宗教上のつとめ。「修行しゅぎょう」など
• 旅。「紀行きこう」など
• 道路。
• 並び。「改行かいぎょう」など
• 店。「銀行ぎんこう」など
• 銀行の略。「行員こういん」
• 書体の１つ。「行書ぎょうしょ」

となっています。主に使われるのは、進むことでしょうか。

スパイのように、隠れて歩いていくイメージで「間行かんこう」と覚えておきましょう！🕵️

近すぎると見つかってしまうので、少し間が空いている気がしますよね。🧐

「間かん」は旧字が「閒」となっており、門の間から月の光が漏もれていることから、隙間すきまをあらわす「間」が成り立ったと言われています。

今は月の代わりに日が入っていますので、日の光として覚えて問題無いですね！

「行こう」は、十字路の象形から成り立ちました。🧐

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この言葉、どう使う？

• 間行かんこうして難を逃れた。
• 間行かんこうは、すでにバレていたようだ。

「間行かんこう」の類語

こっそりと行く、という意味の言葉が似ていますね。

• 潜行せんこう・・・人知れず静かに行くこと。水中をもぐって行くこと。
• 密行みっこう・・・人に気づかれないように、こっそり出歩くこと。ひそかに目的地へ行くこと。

同じ読み方の熟語👀

多いので、ここでは７つのみ並べます。

• 緘口かんこう・・・口を閉じ、何も言わないこと。
• 還幸かんこう・・・天皇が出先から帰ること。また、神が神幸先から帰ること。
• 慣行かんこう・・・習慣としておこなうこと。
• 勘校かんこう・・・比べて誤りを正すこと。
• 敢行かんこう・・・無理を承知で、思い切っておこなうこと。
• 勘考かんこう・・・よく考えること。
• 刊行かんこう・・・書籍などを印刷し、世間に出すこと。

まとめ

「間行かんこう」は、こっそりと行くことなんですね。

スパイのように、隠れて歩いていくイメージで覚えておきましょう！🕵️

近すぎると見つかってしまうので、少し間が空いている気がしますよね。🧐

「間かん」は旧字が「閒」なのですが、門の間から月の光が漏もれていることから、隙間すきまを意味して成り立ったと言われています。

今は月の代わりに日となっているので、日の光と覚えておきましょう。

「行こう」は、十字路の象形から成り立ったそうです。🧐