「拙文」の意味と読み方とは?ヒントは「へた」
拙文って、なんと読むのかな??
「拙文」はね、「せつぶん」と読むんだよ。
拙文の意味
へたな文章。また、自分の書いた文章をへりくだっていう語。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
拙文はここに注意
「拙」の書き方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書き方も読み方も、どちらもわりと分かりやすいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「拙文」の意味は、へたな文章のことなんだね。
「せつぶん」って、豆でもまくのかと思ったよ。
まあ読み方は同じだね。その分少し覚えやすいかも?
「拙文」の「拙」は他に「拙い・拙い」とも読みます。意味は、
- つたない。へた。「稚拙」など
- 自分に関することを謙遜していうこと。「拙者」など
となっています。こちらに「下手」というような意味があります。(ちなみに、謙遜はへりくだるようなことです)
「文」は他に「もん・ふみ・あや・文る」と読みます。あや・文るはあまり知られていないかも知れませんね。意味は、
- あや。模様。「文様」など
- 本や記録。「文研」など
- 学問や芸術。「文化」など
- 文字を書いたもの。「文書」
- 言葉。「文句」など
となっています。もしかしたら知らない事もあったかも知れませんが、基本的な部分はご存じでしたよね。💦
言葉は悪いですが、つたない下手な文をイメージして「拙文」と覚えましょう!
「文」は人の胸に入れ墨をするところから、模様を意味して成り立ったと言われています。
「拙」は少し見慣れないかも知れませんが、とてもカンタンです。「てへん」に「出」を並べてあげるだけですから。
また、「拙」にも成り立ちはあるのですが、それよりも手を出してしまいたくなるほどに下手、というふうに覚えてみるのも良いのではないでしょうか。😀
下の絵のようなイメージですね。
手直ししてあげたい、という気持ちをイメージしよう。
この言葉、どう使う?
- 拙文ではございますが、最後までお付き合いいただければさいわいです。
- 言い訳のようですいませんが、これは昔に書いたものですから、拙文ですよ。
- この学年は拙文が多いように感じる。自分が国語を担当しているからだろうか・・・?
「拙文」の類語
へたな文章、という意味の言葉が似ています。
- 悪文・・・へたで分かりにくい文。まとまりのない文。
- 乱文・・・乱れており、ととのっていない文。
- 駄文・・・へたな文。つまらない文。
「拙文」の対義語
「拙文」はへたな文章なのに対して、こちらは上手な文章になります。
- 能文・・・文章が巧みで上手なこと。
同じ読み方の熟語👀
- 節分・・・季節の変わり目で、特に立春の前日。
僕は作文とかでしか文章を書かなかったから、読む人によっては拙文に見えるのかな。
まあまあ、これから上手になれば大丈夫だよ。
まとめ
「拙文」は下手な文章、ということですね。
あまり上手でない、つたない文章をイメージして覚えましょう!
「拙」は「てへん」に「出」を並べてあげましょう。
もしかしたら、手を出してしまいたくなるくらいに下手なのかも・・・。
と、覚えてみるのも良さそうです。😀
「文」は人の胸に入れ墨をするところから、模様を意味して成り立ったそうですね。
文章をあまり書いたことが無い方でしたら、少し下手な文章になっても仕方がないですよね。
もし自信があっても、謙遜して「拙文ですが~」とへりくだって言いたい時に使ってみましょう。🧐
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本でもネットでも、けっこう誤字を見かけるからちゃんとチェックしないとね。