「山号」の意味と読み方とは?ヒントは「お寺」
山号って、なんと読むのかな??
「山号」はね、「さんごう」と読むんだよ。
山号の意味
寺院の名前の上に付ける称号。「比叡山(延暦寺)」「成田山(新勝寺)」などの類。もと、寺は多く山に建てられたため、その山の名でよばれたが、のちに平地の寺にも用いるようになった。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
山号はここに注意
漢字はどちらもカンタンなものです。意味だけ、間違えないように注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「山号」の意味は、寺院の名前の上に付ける称号のことなんだね。
お寺の名前の前に、山の名前がついているんだね。
そうだね、これならどのあたりにあるのかも覚えやすそう。
「山号」の「山」は他に「せん・やま」とも読みますよね。意味は、
- やま。「山脈」など
- 山みたいに盛り上がること。「山積」など
- 寺院。「山号」など
となっています。
「号」は他に「号ぶ・よびな」と読みます。意味は、
- 大声を出す。「怒号」など
- 呼び名。「称号」など
- しるし。「記号」など
- 順番などをあらわす語。「号数」など
となっています。こちらに、呼び名という意味がありますね。
「山」を寺院、その呼び名・称号が「号」ということで「山号」と覚えましょう。〇〇山の〇〇寺というイメージです。
「山」と「号」、どちらもカンタンに書ける漢字ですね。😄
「山」は連なっている山の象形からできたそうです。
「号」には大声を出す、という意味もあるようですが、ご存じでしたか?
覚えられないときは、大きく声に出して読んでみるのも良いかも知れませんね。🤗
カンタンな漢字だから、覚えておきたいね!
この言葉、どう使う?
- あのお寺の山号は、〇〇山っていうんだね。
「山号」の類語・・・?
類語、というよりは山ではなく寺の名称になります。
- 寺号・・・〇〇山が山号で、〇〇寺が寺号。
同じ読み方の熟語👀
- 三業・・・仏語で、身・口・心による種々の行為。
- 三綱・・・寺院の管理にあたる3種の役僧。
僕の知らない分野だったから、勉強になったよ!
知らないことこそ、カンタンなことでもたくさん吸収できそうだよね。
まとめ
「山号」は、寺院の名前の上に付ける称号ということですね。
「山」が寺院、その呼び名が「号」なんですね。〇〇山の〇〇寺というイメージになります。
「山」は連なっている山の象形から成り立ったんですね。
「号」には大声を出す、という意味もあるみたいです。面白いですね・・・!
覚えられないときは、大きく声に出して読んでみましょう。🤗
あまり意識したことはないかも知れませんが、これからは覚えておくとイメージしやすいのではないでしょうか。
ただ、所在地とは関係ない仏教用語を山号としている場合もあるようです。その場合の覚え方は要注意ですね!🧐