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「伝播」の意味と読み方とは?ヒントは「3文字」

2024年5月17日

ナヤミィ

伝播って、なんと読むのかな??

フクロウ

「伝播」はね、「でんぱ」と読むんだよ。

伝播でんぱの意味

1 伝わり広まること。広く伝わること。「文化が東へ―する」いる」

2 波動が媒質ばいしつの中を広がっていくこと。「熱が―する」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

伝播でんぱはここに注意

「でんは」と読んでしまうかも知れませんが、正しくは「でんぱ」なので間違えないようにしましょう。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み間違えてしまう可能性があるため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「伝播でんぱ」の意味は、広く伝わっていくことなんだね。

ナヤミィ

上の意味を見ていると、他にもあるんだ。

フクロウ

そうだね!どちらの使い方も覚えておきたいよ。


伝播でんぱ」の「でん」は他に「つたわる・つて」とも読みますよね。意味は、

  • つたわる。「伝言」など
  • ひろまる。「伝播でんぱなど
  • いいつたえ。「伝記」など
  • 宿場。「伝舎でんしゃ」など

となっています。「つたわる」というように使っていますよね!

でん」の読みだと、言い伝えや生涯しょうがいの記録、という意味でも使えます。

つて」だと、遠くの人に伝える手段。他には「ツテを頼って」というふうにも使いますよ。

今回の場合だと伝わる、という意味で使われているとみてよさそうですね。🤔

「播」は他に「は・ばん・く・く」とも読みます。意味は、

  • 種をまく。「撒播さっぱ」など
  • 広くおよぶ。「伝播でんぱ

となっています。普通の読み方ではなく、今回は「」と読まれていますね!

伝わって広まる、広い範囲に及ぶ、ということで「伝播でんぱと覚えてはいかがでしょうか?

ただ広まる、というだけでなく「波動が媒質ばいしつの中を広がっていくこと」という意味でも使えるので2通り覚えておきたいですが、広く伝わる、という方のみでも問題は無いと思います。

「伝」は部首が「人」になっており、となりに「うん」となっています。

どうやら、人から人へとぐるぐる回すことから伝える意味で成り立ったと言われていますよ。

でん」は問題ないでしょう、「播」は似た漢字もあるため間違えてしまうかも!?とお思いの方もいるかも知れません。

例えば同じような漢字で「はん」がありますが、こちらは部首が巾偏はばへんで、布で作ったものなどに関係する部首になります。

他には「はん」もありますが、こちらの場合は「さんずい」が使われています。

さんずいは、水や液体に関するものに使用するので、こちらの「米のとぎ汁という意味も持つはん」に使用されているようですね。

そして今回の「播」はというと、部首が手偏てへんになっていますよね?

「播」を書きたい時は、ジャンケンのパーを思い出してください。

パーの形で、広く種をまくイメージです!

今回の場合は読み方が一緒なので、それで覚えてしまいましょう!

ジャンケンは手を使うので、手偏を使うと思い出してください。😁

部首を間違えないように、覚えておきましょう!

フクロウ

じゃんけん「ー」だね。

実際のところは・・・?

この言葉、どう使う?

  • あの国の文化が、西へと伝播でんぱする。
  • 好意的な情報が伝播でんぱしたおかげで、当社の売り上げが5パーセントアップした。
  • 熱が伝播でんぱする・・・!

伝播でんぱ」の類語

広く行きわたらせるというような意味以外にも、熱などが物体内を伝わっていく。ということも似た言葉になりますね。

  • 拡散かくさん・・・広がる。散らばること。
  • 伝導でんどう・・・熱などが物体内を移動すること。
  • 散布さんぷ・・・まきちらすこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 電波でんぱ・・・一般的に、周波数3キロヘルツ~100万メガヘルツの電磁波のこと。
ナヤミィ

流布るふ」にも、ちょっと似ているね。

フクロウ

そうなんだ。似た言葉はあるけど、それぞれ違う意味も持っていたりするから気を付けよう!

まとめ

伝播でんぱ」は、広く伝わっていくことなんですね。

ただ広まるだけで無く「波動が媒質ばいしつの中を広がっていくこと」の意味も持つため、なるべく2通り覚えておきたいです。

「伝」は部首が「人」で、そのとなりに「うん」がありますね。

人から人へ、ぐるぐる回すことから伝える意味で成り立ったそうです。

「播」は例えば似た漢字で「はん」がありますが、こちらの巾偏はばへんは布で作ったものなどに関係する部首になっていますね。

他に「はん」だと、水や液体に関するものに使用する「さんずい」が使われています。

そのため、米のとぎ汁という意味も持つ「はん」に使用されているようですね。

今回の「播」は、手偏てへんになっています!

「播」を書きたい時は、ジャンケンのパーを思い出してください。

パーの形で、種を広くまくイメージをしてみましょう!

おもに文化が広がっているときに「伝播でんぱ」と使うことが多いようですが、科学の分野でも使うことができます。

使う機会が多いわけでは無さそうですが、「伝播でんぱ」には似た意味の言葉も多いので、違いを理解するためにも覚えておきたいですね!

二文字

Posted by 管理人