「海人」の意味と読み方とは?ヒントは「仕事」
海人って、なんと読むのかな??
「海人」はね、「あま」と読むんだよ。
海人の意味
1 海に潜って貝類や海藻をとるのを仕事とする人。男を「海士」、女を「海女」と書く。
2 海辺に住み、魚介や海藻をとるのを業とする者。漁師。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
海人はここに注意
漢字を見ればなんとなく分かるかも知れませんが、「海人」は海に潜って貝類や海藻を取るのを仕事とする方で、「海士」は男性、「海女」は女性となります。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
結構知られている言葉で、意味も覚えやすいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「海人」の意味は、海に潜って魚介をとったりする人のことなんだね。
なるほど、その中でも男の人と女の人にわかれているんだね。
そうだね。一番見たことがある文字は「海女」さんじゃないかな。
「海人」の「海」は他に「かい・うみ」とも読みますよね。意味は、
- うみ。「海洋」など
- うみと同じように、大きくて広い。たくさん集まっているところ。「雲海」など
- 海のような寛容な心があるさま。「海容」など
となっています。今回はそのまま、海そのものとして使いましょう。
「人」は他に「じん・にん・ひと」とも読みますよね。意味は、
- ひと。「人間」など
- 人造の略。「人絹」
- 人を数える時に使う。
となっています。今回はそのまま人をあらわしています。
「海人」はもうそのまま、海の人ですね!
「海士」の「士」は男性、という意味です。
そして「海女」の「女」はそのまま、女性となりますよ。
「海」の漢字はとてもカンタンですが、これは部首の「さんずい」と「毎」が並んでいますよね?
この「毎」の部首は、「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのはとても覚えやすいとは思いませんか?😁
そして「人」、これは良く人と人が支え合っていると聞くと思いますがいかがでしょうか?
ですが、それはどうやら違っているそうです。
本当は、横から見た人を意味しています。ご存じでしたか?🧐
確かに、子供のころに覚えるのであれば、支え合っているとした方がイメージとして覚えやすいのかも知れませんね・・・。
「海人」の中でも、「海女」さんなど対象によって漢字が違う、ということを忘れないようにしたいですね!
できれば、ちゃんと使い分けよう!
この言葉、どう使う?
- 今日は海人さんの一日に密着します。
- 海人になります!
- 何度か、海人さんたちが海へ潜っていくのを見かけたことがある。
「海人」の類語
漁師さんなど、海で仕事をしている人ですね。
- 漁師・・・漁をして暮らしている人のこと。
- 漁民・・・漁業にたずさわっている人のこと。
- 白水郎・・・「白水」は中国の地名で、水にもぐることのじょうずな者がいたというところから漁師。海人 (あま) 。
同じ読み方の言葉👀
- 安摩・・・雅楽の舞曲。
- 亜麻・・・アマ科の一年草。
- アマ・・・アマチュアの略。
- 尼・・・仏門に入った女性のこと。または修道院に入った女性。
海で働いている人には、いろいろ呼び方があるんだね・・・!
そうだね、全部ではなくていいから、僕が紹介した言葉だけでも覚えて貰えると嬉しいな。
まとめ
「海人」は、海に潜って魚介をとったりする人のことなんですね。
そのまま、海の人で覚えましょう!
「海士」の「士」は男性。
そして「海女」の「女」は女性を意味しています。
「海」は部首である「さんずい」と「毎」が並んでいます。
この「毎」の部首は「母」となっていますね。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのはとても覚えやすい気がします。😁
「人」は、人と人が支え合っていると聞いたことがあると思いますが、いかがでしょうか?
ですが、それはどうやら違っていて、本当は横から見た人を意味しているようですね。🧐
昔、海女さんのドラマがありましたが、あれでこの熟語を知ったという方も多いのではないでしょうか。
読み方は同じですが、海人、海士、海女と種類があるのはご存じでしたか?
もし使う際は、書き間違わないようにしておきたいですね。😁