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「饗応」の意味と読み方とは?ヒントは「もてなし」

2023年12月8日

ナヤミィ

饗応って、なんと読むのかな??

フクロウ

「饗応」はね、「きょうおう」と読むんだよ。

饗応きょうおうの意味

[名](スル)《「響応 (きょうおう) 」から》

1 酒や食事などを出してもてなすこと。きょうよう。「―を受ける」

2 (饗応)相手の言動に逆らわずに迎合すること。へつらうこと。きょうよう。「これは―の言なり」〈今昔・二四・二六〉

出典 デジタル大辞泉(小学館)

饗応きょうおうはここに注意

同じ読みで「響応きょうおう」があるので、間違えないようにしましょう。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字が少々難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「饗応きょうおう」の意味は、お酒や食事を出して他人をもてなすことなんだね。

ナヤミィ

意味はカンタンなんだね、でも漢字が難しい・・・。

フクロウ

特に「饗」は間違えそうだね、下でみていこう。


饗応きょうおう」の「きょう」は他に「あえ・もてなす・ける」とも読みます。意味は、

  • もてなす、ごちそうする。「饗応きょうおう
  • もてなしをうける。

となっています。きょうする」と言う場合にも、お酒や食事を出して人をもてなす、といった意味があります。

また、「享」や「供」を代用字とすることがあります。

おう」は他に「こたえる・まさに~」とも読みます。意味は、

  • 受けこたえる。「応答」など
  • 承知する。「応諾おうだく
  • したがって動く。「順応じゅんのう」など
  • ふさわしい。「相応そうおう」など

となっています。

相手のために受けこたえてしたがう、相手のために食事を出しておもてなしをする。というイメージで「饗応きょうおうと覚えてはいかがでしょうか?🧐

きょう」は「響応きょうおう」に漢字が似ていますし、読みも一緒なのでひとまずはこれと同じ読み方だと覚えておきましょう!

ただ、「きょう」の方は漢字が似ているようでよくみると結構違うのですが、わかりますか・・・?👀まずは、どちらかと言えば見たことのある「きょう」を見てみましょう!

きょう」は上の部分が「きょう」で下が「音」になっています。

きょう」の方はというと、上の部分が「きょう」で下が「食」になっていますね。そう、こちらで使われているきょう」は「きょう」の旧字なんです。

書くのは大変ですが、「きょう」の真ん中を少し変えるだけでできますよね。なので、真ん中の部分の書き方だけは覚えておきましょう!「きょう」は食べることに関係しているので、下に「食」がつくのも忘れないようにしておきたいですね。😃

おう」は旧字が「おう」となっています。こちらに使われているのは「よう」となっており、たかを意味しています。今の「応」には入っていないようですが・・・。

狩りに使うたかを心、つまり胸に引き寄せているため、指名をうける。受けこたえるという「応」が成り立ったようですよ。🐦指名を受けたからなのか、今の「応」からは鳥さんがいなくなっているイメージにも見えますね・・・!

フクロウ

難しいけど、書けたらかっこいいね!

饗応の覚え方イメージ
あまり見ない部分のせいで、難しく感じますね・・・!

この言葉、どう使う?

  • 久しぶりにたずね、饗応きょうおうを受ける。
  • 饗応きょうおうを受けたのは良いが、どんな見返りを求められるか分からないな・・・。
  • そう、それは私が彼の実家で饗応きょうおうあずかった時のこと・・・。

饗応きょうおう」の類語

もてなす、という意味の言葉が似ていますね。

  • 馳走ちそう・・・客をもてなすこと。
  • 振る舞う・・・行動する。もてなす。
  • 供応きょうおう・・・お酒や食事を出してもてなすこと。こちらの方がカンタンに書けますね!

同じ読み方の漢字👀

  • 胸奥きょうおう・・・心の中。
  • 教皇きょうおう・・・きょうこう、とも。
  • 経王きょうおう・・・経典中、もっとも優れているもの。
  • 姜黄きょうおう・・・ショウガ科の多年草。
  • 嚮往きょうおう・・・その方に心が向くこと。
  • 響応きょうおう・・・人の言動に応じること。

饗応きょうおう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 饗応言きょうおうごと・・・おもてなしの言葉。ご機嫌きげんをとるための言葉のこと。
ナヤミィ

なかなか使うことは無さそうだねぇ・・・!

フクロウ

カンタンな書き方のほうで覚えても良いんだよ。

まとめ

饗応きょうおう」は、お酒や食事を出して他人をもてなすことなんですね。

相手のためにこたえて、食事を出しておもてなしをするイメージで覚えてみましょう!🧐

きょう」は「響応きょうおう」に漢字が似ていますが、漢字がよくみると結構違いますよね。👀

きょう」は上の部分が「きょう」で下が「音」になっています。

きょう」の方は、上の部分が「きょう」で下が「食」になっていますね。こちらの「きょう」は「きょう」の旧字なんです。

きょう」の真ん中を少し変える必要がありますので、真ん中の部分の書き方だけは覚えておきましょう!「きょう」は食べることに関係しているので、下に「食」がつくのも忘れないようにしておきたいです。😃

おう」は旧字が「おう」となっています。こちらに使われているのは「よう」、たかを意味しています。今の「応」には入っていないようですね。

狩りに使うたかを心、つまり胸に引き寄せているため、指名をうける。受けこたえるという「応」が成り立ったようです。🐦指名を受けたからか、今の「応」からは鳥がいなくなっているのかも知れませんね!

なかなか聞いたことが無い方もいるのではないでしょうか?特に、「きょう」を書いたことがある人は多くは無いかもしれません。それもそのはずで、「きょう」は漢検準1級のものなんですね。

つまり、「書けたらスゴイ!🤩」となるわけです。それなら覚えたいですよね!

二文字

Posted by 管理人