「刹那」の意味と読み方とは?ヒントは「時」
刹那って、なんと読むのかな??
「刹那」はね、「せつな」と読むんだよ。
刹那の意味
1 仏語。時間の最小単位。1回指を弾く間に60あるいは65の刹那があるとされる。
2 きわめて短い時間。瞬間。「―の快楽に酔う」「衝突した―に気を失う」「―的な生き方」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
刹那はここに注意
「刹」の読み方が少し難しいです、間違えないようにしましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「那」の方はよく見られると思うので、カンタンな方でしょうか。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「刹那」の意味は、きわめて短い時間のことなんだね。
言葉は聞いたことがあったよ!でも、元々どういう意味の漢字なのかは知らないな~。
時間に関係するのか?と思ってしまうよね。
「刹那」の「刹」は他に「さつ・てら」とも読みます。意味は、
- 寺、寺院。「名刹」など
となっています。が、他に梵語(サンスクリット語)の音訳で、仏教に関するさまざまな語に用いられる文字にもなっています。
「那」は他に「だ・那ぞ・那ぞ・なに」とも読みます。
那覇や那須にも使われているので、読み方は問題ないでしょうか?
ですが、意味は知らない方もいらっしゃるかも知れません。🤔
- なんぞ、いかんぞ。という疑問、反語の助字。
- どこ、どれ。「那辺」
- なに、いずれ。
- 美しい。
- 梵語の音訳。「刹那」など
となっています。そしてこちらも、梵語の音訳に使われる文字になっています。
どちらも時間に関係しているようには見えませんが・・・、これは梵語の音写、つまり他の言語を使って表現する時に「kṣaṇa」という言葉が「刹那」に当てはめられました。(この時の意味は、また違ったものだったそうですよ)
仏教用語で言うと「kṣaṇa」とは時間をあらわし、時間の最小単位というきわめて短い時間の意味があります。
このため、現在では「刹那」がきわめて短い時間という意味で使われることになっています。
少しややこしいので、「刹那」=「一瞬」だけのイメージで覚えても問題ありません。😀
「刹」の書き方は、「メ」と「木」、それに部首である「りっとう」を組み合わせましょう。(りっとうとは、列などに使われている右側部分のことです!)
「那」は、部首が右にある「おおざと」になっています。
左側がしなやかであることを意味し、右側は場所(村)を意味しているようですよ。
そのため、しなやかで上品な場所(村)として「那」が成り立ちました。
落ち着いたら、那覇市や那須高原へ旅行に行ってみるのも良いですね!😄
成り立ちはややこしいね。意味を覚えるだけでも、十分だよ。
この言葉、どう使う?
- 刹那的な生き方。
- 衝突した刹那に気を失った。
- その刹那、彼は眼を見開き驚いた様子だった。
「刹那」の類語
きわめて短い時間、という意味の言葉が似ています。
- 瞬間・・・きわめて短い時間のこと、その時。
- 一瞬・・・きわめて短い時間のこと。
- 瞬時・・・ほんのわずかな時間のこと。
「刹那」の対義語
「刹那」は極めて短い時間のことなのに対して、こちらはとても長い時間のことになります。
- 永劫・・・とてつもなく長い時間のこと。
「刹那」の熟語・ことわざ・慣用句
- 刹那主義・・・今だけを充実させて生きていこうとする考え方。
- 刹那的・・・とても短い時間。後先考えず、今だけを充実させようとすること。
何か、響きがかっこいいよね!
使うこともあるだろうから、これは覚えておこう。
まとめ
「刹那」は、きわめて短い時間のことなんですね。
梵語の音写、つまり他の言語を使い表現する時に「kṣaṇa」という言葉が「刹那」に当てはめられたそうです。(この時の意味は、また違ったものだったとのこと)
仏教用語で言う「kṣaṇa」は時間を意味し、時間の最少単位という、極めて短い時間の意味を持つそうです。
なので、今では「刹那」がきわめて短い時間という意味で使われているのでしょう。
「刹那」=「一瞬」のイメージで覚えても大丈夫そうですね。😀
「刹」は「メ」と「木」に、部首の「りっとう」を組み合わせましょう。
「りっとう」は、右部分のことですね。
「那」は、部首が右にある「おおざと」です。
左側がしなやかであることを、右側は場所(村)を意味しているとのこと。
なので、しなやかで上品な場所(村)として成り立ったそうです。
きわめて短い時間ということで、「玉響」にも似ていますね。ただ、聞いたことが多いのは「刹那」の方ではないでしょうか?
どちらも、僕は好きな言葉です。響きがいいですよね。😄
時間は有限です、たとえ短い時間しかとれなくとも、その一瞬を大事にしたいですね!
こちらはいかがでしょうか?
刹那というのは一瞬です。
その一瞬、タイミングさえあえば、写真として残しておきたいことも起こるでしょう。そしてせっかくなら綺麗に撮りたい・・・!
ページ下部のサイトは、「良いね!」と言って貰えるような写真のコツが紹介されており、「プロと同じカメラを使っているんだけど・・・?」という方に向けてその差がなぜ出るか、というのが載っています。
正直、結構長い文章で説明されているので読むのに少し時間を使いそうです。が、その分の知識を得られるので「頑張ってるんだけど、なかなか上達している気がしないんだよね。🤨」といった方や、「いつでも見逃さないように、良い写真撮ってやりたい!🤩」という方は一度目を通しておくのも良いです!
その大事な刹那を、残していきましょう!
狙った一瞬を撮るなんて、はりこまないと難しいだろうけど・・・。