「慶賀」の意味と読み方とは？ヒントは「祝」

2022年4月21日2024年8月30日

慶賀けいがの意味

１ 喜び祝うこと。祝賀。「無事帰着を―する」「―に堪えません」

２ 任官・叙位された者が、お礼を申し上げること。拝賀。奏慶。よろこびもうし。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

慶賀けいがはここに注意

お祝いごとに使いますが、とてもめでたい時に使用し、普段使いするような表現ではありませんよ。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「慶賀けいが」の「慶けい」は他に「きょう・慶よろこぶ・慶よい」とも読みます。意味は、

• めでたい。「大慶たいけい」など
• よろこぶ。「慶祝けいしゅく」など

となっています。よろこび、めでたい、いわう、と言った意味がありますね。😆

訓読みで慶よろこぶとも読むため、意味は覚えやすそうですね。ちなみに「慶よろこぶ」とは、おめでたいことをよろこぶ時に使うようにしましょう。

「賀が」は他に「賀よろこぶ」とも読みます。意味は、

• よろこび、いわう。「賀正がしょう」など
• 加賀国。「賀州がしゅう」

となっています。よろこぶ、いわう、と言った意味があります。どちらもほぼ同じような意味を持っているんですね。

「賀が」は部首である「貝ばい」に、「加か」となっています。

部首の「貝ばい」は、貨幣かへいなどに関する字に主に使われていますね。

「加か」は、増やすことや仲間になること、影響を与える意味などを持っています。

「賀が」は新年を祝う「賀正がしょう」にも使います、年賀状を送る際に書いたことがある方もいるのではないでしょうか？

そのため「賀が」の方は問題なく書けると思います。

これから覚える！😅という方は「加か」の下に「貝かい」で覚えましょう。

「慶けい」の方は難しいですよね・・・。

この字は３つの漢字を組み合わせてできたものとなっており、「廌たい」、そして部首である「心こころ」に、「夊すい」が使われています。

ですが、「廌たい」と「夊すい」はあまり聞き覚えがないのではありませんか？変換でも、でてこないかも知れませんね。

「心こころ」は少し縦に縮んでいて、「夊すい」は左側へのはみ出しが無い位でほぼそのまま使われているようですが、「廌たい」に関しては少し削られて使われているようです。

まず「廌たい」を覚えましょう。

「鹿しか」の下部分の代わりに、鳥の下半分を使っているようにみえますね。

そうしたら、「廌たい」の下部分（鳥みたいな部分）を取り外し、まず「フ」のような線を１つ付け足しましょう。

その下に「心こころ」と「夊すい」を上から順番に並べましょう、そうすれば「慶けい」の完成です。

「心こころ」の上に「フ」の線を１つ書くのを忘れないように。

それでもすぐには覚えられないと思うので、何度か頭の中でイメージして少し書いてみましょう。😄

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この言葉、どう使う？

• あなたと共に今日という日を迎えられたのは、慶賀けいがの至りです・・・！
• 小さいころから彼を見てきたものとして、最近の活躍は慶賀けいがに堪えない。
• 取引先への慶賀けいがの挨拶でも使用します。

「慶賀けいが」の類語

おめでたい時に使う言葉が多いです。

• お祝い・・・めでたいことに対してよろこびの気持ちをあらわすこと。
• 慶よろこぶ・・・うれしいと思うこと。
• 祝賀・・・めでたいことを祝うこと。

「慶賀けいが」の対義語

「慶賀けいが」は喜び祝うことなのに対して、こちらは悲しく残念に思うことになります。

• 弔意ちょうい・・・人の死を悲しむ、哀悼あいとうの心。

同じ読み方の熟語👀

• 繋駕けいが・・・乗り物に馬をつなぐ。

「慶賀けいが」の熟語・ことわざ・慣用句

• 慶賀使けいがし・・・江戸幕府の将軍がかわるごとに、琉球が派遣したお祝いの使節。

まとめ

「慶賀けいが」は、めでたいことをお祝いすることなんですね。

「賀が」は部首の「貝ばい」に、「加か」です。

部首の「貝ばい」は、貨幣かへいなどに関する字に使われるとのこと。

「加か」は、増やすことや仲間になる意味などを持っていますよね。

「慶けい」は「廌たい」、そして部首の「心こころ」に、「夊すい」です。

「心こころ」は少し縦に縮んでおり、「夊すい」は左側へのはみ出しが無い位でほぼそのまま使われているように見えます。「廌たい」は、少し削られて使われているようですね。

「廌たい」は「鹿しか」の下部分に、鳥の下半分を使っているように見える漢字です。

「廌たい」の下を取り外し、まずは「フ」のような線をたしましょう。

この中に「心」と「夊すい」を、上から順に並べます。

それでもすぐには覚えられないと思うので、何度か頭の中でイメージして少し書いてみましょう。😄

年賀状を送る際に書くこともあると思いますが、今はもう印刷していたり、むしろもう年賀状は送らないという方もいると思います。

なので正直なところ、「慶賀けいが」を実際書くことはあまり無いのかも知れません・・・。

それでも送って貰った時に、「慶賀けいが」の文字を見てすぐに意味と読み方が分かるようにしておくのは無駄ではないと思います。

ぜひ覚えておきたいですね！😃

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「送るってなっても、年末だけ気にしてればいいでしょ・・・」となりますよね、分かります。でも、早割もあるので秋あたりから思い出していただきたいですね😁